家を出ようとした。
どちらかといえば、私の気持ちがどうのこうのじゃなく、
何かに背中を押されたような感じで家を出ようとした。
ダーリンが私にやさしくしてくれても、
何かにとりつかれたように駅まで歩いたような
気がする。
自分でもよくわからない。けど、あきらめの気持ちで駅へ向かった。
どこへ行こうか、何をしようか。
そんなこと一切考えずに。

誰も私を追ってこないはずなのに、
ダーリンは駅のそばで私を拾ってくれた。
なんだろう・・・・。
上手くはわからないけど、
助けにきてくれたような、
ホッとした心地だった。
決してダーリンを困らせるつもりはなかったし、
自分の気持ちとは裏腹な行動だったようにも思う。
正直、あまり覚えていない。
そう・・・・本当に何かにとりつかれたような感じだった。

よくわからないけど、
どうやら私はノイローゼ気味なのかもしれない。
そんな気もする。

何をやっても上手くいかないし、
どうしたって幸せには遠いんじゃないか。
ストレスを貯め、苦しくって、
私さえいなければと、心の隅から抜けなかった。

昔はこんなんじゃなかった。
もっともっと元気だった。
少なくともダーリンに初めて会った時は、
それでも元気だったように思えると、
写真を眺め感じる。

3年前、精神的に完全に参ってしまうことがあった。
「地獄まで追いかけてやる」
「お前は幸せになんかなれない」
ある人を好きになったことで、
私が犯してしまった大きな罪。
・・・・人の秘密をしゃべってしまった。
とっても申し訳ない気持ちでいっぱいだったのに、
恐怖に怯える日々を送ったことがあった。
泣いても許されない。
言い訳すら聞いてもらえない。
もちろん、いずれにせよ私のしたこと。
だからしょうがないんだけど、
でもそれで失うものがいっぱいあった。
どうやら私はあの時から、
変わっていった。

人に裏切られるなんて、もう2度とイヤ。
そう思い、人を信じることをやめた。

しかし、それから1人だけ信じた人がいた。
それはダーリンだった。
けど、私はあれだけ愛し信じたダーリンにさえ、
裏切られたことがあった。



コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

日記内を検索